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動画集A 出雲大社での“おらほのお神楽” 平成25(2013)年5月25日

*出雲大社『平成の大遷宮』(平成25年)の奉祝行事に、「釜谷、長面、尾の崎法印神楽保存会」「北上町女川法印神楽保存会」によるお神楽が奉納されました。撮影は長面・北野神社、高橋範英宮司。カットなど編集はオリオン311管理人です。
*演目はおなじみの「笹結び」「鬼門」「日本武尊」です。舞とともに笛太鼓、唄(?)のハーモニーをお楽しみください。
管理人が動画で未熟で、左右が縮んだ画像になってしまいました。近々、改善を試みますが、とりあえずご覧ください。
 
編集し直して時間が短くなりましたが、なんとか左右の変形だけは修正できました。(2015.5.20)

修正版出雲大社奉祝〔笹結び(作々結)=武芸に優れた神様が、五鬼王を退治し、平和をもたらす舞

修正版出雲大社奉祝〔鬼門〕=鬼門の方角の目に見えない禍をスサノオノミコトが打ち払う舞

修正版出雲大社奉祝〔日本武尊〕=日本武尊が悪鬼を退治して宝剣を取り戻し、熱田神宮に奉納する神楽

●修正版出雲大社奉祝〔太刀みかぐら/ご挨拶〕=日本武尊の太刀みかぐらとカーテンコール



動画集@ 長面(ながつら)のお神楽 平成24(2012)年10月21日

*長面・北野神社奉納の神楽は、震災の年をのぞいて毎年秋に行われています。
*以下の映像は震災の翌年、石巻市追波川仮設団地で開催されたお神楽です。
*演舞は釜谷・長面・尾の崎法印神楽保存会、昔から交流のある女川法印神楽保存会によります。
*撮影は釜谷・長面・尾の崎法印神楽保存会の武山質さんとご一家によるものです。感謝!
 収録画像は画質が良くありませんが、オリオンがダビング等を繰り返したためです。
 また神楽の内容に通じていないため、編集も的外れと思います。とりあえず雰囲気をお楽しみください。
*以下は当日の演目順です。いずれも1時時間近い内容を数分〜10数分にカットしてあります。
*演目の簡単な内容はこちらをご覧ください。

【昼の部】

初矢(しょや)=昼の部の初舞で万物の初めの芽生えを表す舞

*右の太鼓は同級生・武山質君。ずーと神歌をとなえ、掛け声をかけて全体を統率しています

四天(してん)=四季と東西南北を定め国土の安定と繁栄を司る四神の舞

*東と春=アメアイノ命、西と秋=アメノヤオイノ命、南と夏=アメノミシモノ命、北と冬=アメノヤシモノ命

●岩戸開き=天の岩戸のお話。最後はスサノオが国を追放される。
*法印神楽が岩戸神楽と言われるほど重要な神楽。他の舞をひかえても必ず舞われます

●蛭児(ひるこ)=海の守護神・言代主(コトシロヌシ=恵比寿様)のお話。

*舞っているのは同級生・武山質君てす。神談記(かんなぎ=セリフ)の多い長〜い舞。道化のコントも面白い

笹結び(ささむすび)=初期の日本に住みついた悪鬼・五鬼王を退治する物語

*「服装はグロなほどよい」と解説書に書かれている五鬼王を田中明神が村中を追って退治します

●笹結びの太刀みかぐら=笹結びの〆、昼の部のお神楽の〆の荒舞

*子どものころ、棒切れをもってよく真似したものです。男の子なら誰でもうっとりする荒舞。
    
 (以上 2015/3/23UP)


【夜の部】

所望分(しょもうわけ)=昼の部の「四天」の続編。季節に“土用”ができたわけ

*土の神・八十万魂命(ヤソヨロズタマノミコト)が土の徳を回復させるために奮闘する交渉・争い、和解

鬼門(きもん)=鬼門の厄を取り除くスサノオの舞。「綱切りの舞」ともいわれます

*張られたロープをスパッと断ち切るクライマックスでは拍手と歓声があがります。この一体感がいいですね。

叢雲(むらくも)=ご存知、スサノオのおろち退治

*物語の進行にともなって頭上の大蛇の動きが激しくなり、ついに格闘が。最後に宝剣「天の叢雲」が取り出されます

産屋(うぶや)=山幸彦と竜宮の豊玉姫にめでたく赤ちゃんが。でも意外な結末が

*「産屋の中は決して見ないでください」と豊玉姫に言われたのに、ホホデミノ尊(山幸彦)が覗いたばかりに……

日本武尊(やまとたけるのみこと)=岩永姫に化けていた悪鬼と闘うヤマトタル

*熱田神宮から宝剣「天の叢雲」を盗み取った悪鬼を退治する、祭りの夜の最後を締めくくる代表的な荒型舞
    (以上 2015/3/29UP)


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